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平成 8年第291回定例会(第3日12月13日)

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  1. 小野市議会 1996-12-13
    平成 8年第291回定例会(第3日12月13日)


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    最終取得日: 2021-05-12
    平成 8年第291回定例会(第3日12月13日)            第291回小野市議会定例会)会議録                平成8年12月13日                  (第3日目)
                   小 野 市 議 会    ┌─────────────────────────────────┐    │       第291回小野市議会定例会)会議録        │    │                                 │    │              平成8年12月13日(金)(第3日) │    │              開  議  午 前 9時58分    │    └─────────────────────────────────┘     第1 質問   第2 議案第57号~議案第72号             各常任委員会付託   第3 議案第76号~議案第85号             一括上程提案説明、質疑、             各常任委員会付託 本日の会議に付した事件   日程第1 質問   日程第2 議案第57号~議案第72号               各常任委員会付託   日程第3 議案第76号~議案第85号               一括上程提案説明、質疑、               各常任委員会付託 議事順序   開  議     (午前 9時58分)   開議宣告   質  問   休憩宣告     (午前10時57分)   再開宣告     (午前11時12分)   散会宣告     (午前11時37分) 会議に出席した議員(19名)    1番  鈴垣 元    2番  蓬莱由雄    4番  吉田成宏    5番  吉田 茂    6番  小林千万億    7番  吉岡鉄五    8番  足立賢三    9番  横山四郎   10番  小柳敏郎   11番  小西勝一   12番  吉岡一三   13番  田伏政義   14番  田中明弘   15番  田中髙文   16番  松井敏男   17番  小林利廣   18番  井上 煕   19番  中元昌之   20番  長尾彦広 会議に欠席した議員・説明員(1名)    3番  伊藤喜三郎 議事に関係した事務局職員   議会事務局長     上月壯一   議会事務局次長    藤本 優   議会事務局議事係長  岡田和志   速記者        藤岡伸行 会議に出席した説明員(12名)   市長         廣瀬博司   助役         多鹿敏男   収入役        末瀬正和   総務部長       岡村寿男   民生部長       松井三郎   福祉部長       大内輝夫   建設部長       三宅平八郎   経済部長       吉田真輝   病院事務部長     水池重信   水道部長       井上重昌   消防長        影山義夫   教育長        友定隆男 会議に付した事件   1.質問
      2.議案第57号~議案第72号    各常任委員会付託   3.市長提出議案      議案第76号  平成8年度小野市一般会計補正予算(第6号)      議案第77号  平成8年度小野市国民健康保険特別会計補正予算              (第3号)      議案第78号  平成8年度小野市下水道事業特別会計補正予算              (第3号)      議案第79号  平成8年度小野市農業集落排水事業特別会計補正予算              (第3号)      議案第80号  平成8年度小野市都市開発事業会計補正予算(第2号)      議案第81号  平成8年度小野市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第82号  平成8年度小野市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第83号  一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第84号  小野市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例              制定について      議案第85号  中谷池田地区農業集落排水事業処理施設工事請負契約につ              いて                  午前 9時58分                 ~開 議 宣 告~ ○議長(小西勝一君)  これより3日目の会議を開きます。  それでは、お手元に配布致しております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。  これより日程に入ります。                 ~日程第1 質問~ ○議長(小西勝一君)  日程第1、質問であります。  これより、質問に入ります。  質問の通告がありますので、通告順に順次発言を許可致します。  6番 小林千万億君。               (6番 小林千万億君 登壇) ○6番(小林千万億君)  発言のお許しを得ましたので、2項目、6点について質問を致します。  まず、第1項目、同和教育の展開について、教育長にお尋ねを致します。  同和対策審議会の答申が出されたのが1965年、それを受けて同和対策事業特別措置法が制定されたのが、4年後の1969年であります。  同和対策審議会答申によりますと、同和問題の解消のためには、実態的差別心理的差別を同時に解消する必要があることを明記してあります。  それ以来、25年にわたって、実態面、心理面の両面の対策が講じられてきたことは、ご承知のとおりであります。  その結果、実態面については、全国的には、未指定地区の課題を残しながらも、小野市については、ごく一部を残して、ほぼ解消されているようであります。  しかし、心理面については、かなり問題が残っていることは、第290回市議会での教育長の答弁のとおりであります。  そのために、現在も懸命の努力が続けられていることに対して、敬意を表明するものであります。  たとえば、教育委員会による啓発資料「萌」によりますと、心理面の対策として、外国人の問題、昔からの迷信や習慣についても触れられております。  同和教育の更なる進展のために、次の3点について、お伺いを致します。  第1点目、ごく最近の事例でありますが、1995年9月28日図書館の定礎式、96年3月18日下東条小学校体育館竣工式、同4月26日図書館竣工式、いずれも六曜星の吉凶でいう大安と言われる日でありますが、全く偶然とは思えません。  これらの日程が、どんな基準で決められているのか、お伺いを致します。  第2点目、小野市内には480名余りの外国人が住んでおられます。  社会教育文化活動の中で、これらの方々との交流も必要と思うが、どうですか。  第3点目、このような中で、人権教育については、人権擁護委員会宗教団体等でも、それぞれ個別の取り組みがなされているようであります。  市同教の組織強化のために、これらの組織も市同教に加入してもらうべきであると考えるが、どうですか。  第2項目、市職員ボランティア研修について、福祉部長並びに総務部長にお伺いを致します。  去る11月10日、加古川市で開催されたツーデーマーチに、小野市職員団体の代表4名とともに、コスモスの里の皆さんと10キロのコースに参加を致しました。  中には、車椅子での参加者があったため、交替で車椅子を押しながら歩いたのですが、1センチの段差があってもスムーズに車が進行しないのにびっくりもし、ショックを受けたわけであります。  このことがあってから、自分の住んでいる地域、小野市役所の周辺を点検したところ、車椅子を利用しなければならない人にとっては極めて不便であることを実感せざるを得ませんでした。  「他人の身になって考える」という言葉を、私は何回も人に言ってきましたし聞いたりもしてながら、実際に体験して初めて問題の本質が理解されるという次第でありました。  そこで、次の3点について、お伺いを致します。  第1点目、福祉部長にお伺いを致しますが、福祉施策のうち、社会福祉協議会に委託されている部分が最近多くなっているようですが、そのために、市福祉関係職員が施策の先端から遠ざかっているため、ボランティア人たちとの間に認識のずれが生じているのではないか。この対策は、どうか。  第2点目、総務部長にお伺いを致します。  市福祉関係の職員だけでなく、すべての市職員がこのような体験をすることによって、物の見方、考え方に変化が生じるのではないか。このような体験を促す方策はどうか。  第3点目、そのために、市職員ボランティア休暇についても、前向きに検討すべきではないか。  以上、2項目、6点について、私の質問と致します。以上です。 ○議長(小西勝一君) 6番 小林千万億君の質問に対し、答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。               (教育長 友定隆男君 登壇) ○教育長友定隆男君)  第1項目、第1点目についてお答え致します。  竣工式等の日程につきましては、学校行事や式の主旨、並びに主催者、来賓の日程等を踏まえながら決めており、めでたい日であり、長い日本文化の慣習として、仏滅を避け、できるだけ大安を選んでいます。  次に、第2点目についてお答え致します。  外国人の方々との交流につきましては、国際化社会を迎えて、できれば必要であると考えております。  なお、外国人問題につきましては、女性・高齢者・障害者問題とあわせまして、あわせて人権学習を行っております。  次に、第3点目についてお答え致します。  市同教への人権擁護委員会並びに宗教団体の加入については、事務局として、現在考えておりません。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  福祉部長 大内輝夫君。              (福祉部長 大内輝夫君 登壇) ○福祉部長大内輝夫君)  第2項目、第1点目についてお答え致します。  ボランティア人たちとの認識のずれが生じているのではないかとのご指摘でございますが、ボランティア人たち考え方社会福祉協議会がまとめられ、その対応について、十分福祉部と協議を致しておりますので、認識のずれは生じていないと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  総務部長 岡村寿男君。              (総務部長 岡村寿男君 登壇) ○総務部長岡村寿男君)  第2項目、第2点目についてお答えを致します。  職員がボランティア活動に参加することは、行政とは異なる側面から市民生活に触れることになるなど、視野を広め、ひいては行政面でもよりよい効果をもたらすものと考えておりますが、これは、あくまでも各職員みずからの意志によって参加するものでありまして、職員に対して参加を促すような研修等については、現下のところ、考えてはおりません。  次に、第3点目についてお答えを致します。  職員のボランティア休暇につきましては、ボランティア活動に対します社会一般の認識や理解が浸透してきたことから、人事行政の側面からも、その活動を支援していくことが適当であり、職員が参加しやすくするためのきっかけとして設けようとして考えられたものであります。  国や県においても、導入について検討がなされているやに聞いておりますが、当市におきましても、近隣市の動向や社会的な諸状況などを踏まえて検討したいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  答弁は終わりました。
     再質問はありませんか。  6番 小林千万億君。 ○6番(小林千万億君)  まず、教育長への質問の第1点目でありますが、ただいま、この3つの例を挙げてですね、これは大安の日になっておるという、こういうことを指摘をしたわけですが、その後、西環状線の開通式は、これは普通の日なんですね。それで、東環状線の開通の日は、これ大安の日でありました。  こないだの山陽自動車道の開通の日は、11月14日でありましたけど、これは何の、大安という日ではないわけですね。  そういうことで、なぜ私がこういう質問をするかといいますとですね、ここに実は同和問題に関するアンケート調査の結果が出ております。  これは、学校の信仰心だとか、そういったことではないわけですが、「結婚式は大安の日がよいという風習について、あなたはどういうふうに思いますか」という、こういう質問があるわけです。  これを見ますとですね、半数以上の人が、やはりこれは問題だなあという、こういうことを考えておるわけですね。  これはなぜこういうものが同和教育の中で取り入れられるかといいますと、この六曜というんですか、あれについてもですね、全く科学的な根拠がないわけですね。  同和問題についても、これは当時の政治をする人がですね、自分らの都合のいいように差別のシステムを作っていったという、こういうことでありますから、同和地区に住んでおる人、あるいは生まれておる人が、差別をされるいわれは、本来なかったわけですね。  そういうことも、やっぱり科学的な根拠がないと、こういうことでこの問題が、こういった問題が、同和教育の中で考えられるわけです。  そういうことでありますから、やっぱりその同和問題の解決を遅らしておるという、このことがですね、やっぱり大安に竣工式をするだとか、そういうこととつながっておると、私はそういうふうに信じておるわけです。  そういうことで、お尋ねをしたわけですけども、その辺のところを踏まえてもう1回、答弁をお願いをしたいと、こういうふうに思います。  それから、教育長に質問の第3点目でありますが、たまたま12月の8日の日にですね、市民会館の大ホールで講演がございましたが、あのときに私は感心をしたわけですけども、あのときの説明によりますと、人権擁護委員会からこういう申し出がありましたので、前座で人権作文朗読発表を行いますと。  私はそれを見てですね、感動をしたわけですね。  本来こういう形で、同じように、土俵の上でですね、やらなければならなかったことが、たまたまこの前実現をしたと。  これ、私は会場におって非常に評価をさしていただいたわけです。  本来、他市町の状況を見ておりますとですね、この市同教という組織が、やはりこの人権擁護委員会が中心的な役割を果たしておるところが非常に多いわけです。  ですから、この前の12月の8日のあのとき、ああいうスタイルをですね、市同教の組織の一つとして人権擁護委員会もやっていただいたと、こういう形の方が、私はいいんではないかと、こういう考え方を持っておるところであります。  そういうことですから、これについてもひとつ、もう一度見解をお願いをしたいと、こういうふうに思います。  それから、福祉部長に第1点目の質問でありますけども、これは今そういう形でですね、社会福祉協議会を介在をしてと、こういうことでありましたが、そういうことで、意見は十分に承知をしておるという、こういう答弁であったわけですけども、ところがですね、私、ある専門誌の情報によりますとですね、例えば在宅介護についてですね、そのことについて、当事者はどういう考え方を持っておるかという、こういう質問を見たことがあるわけですが、在宅介護を希望する比率というのが76%、これは当事者も家族も含めてであります。  ところが、ボランティア人たち、それから介護を専門職とする人たち考え方はですね、在宅介護を希望する人がわずか0.9%という、こういう数字が挙がっておったわけです。  したがいまして、ボランティア人たちだとか、あるいは介護を専門職にする人たちにとってはですね、今我々が考えております在宅介護では到底無理だという、こういうことが生じておるわけです。  ですから、いっぺんこういうことで、福祉部の方でですね、いっぺんアンケート調査を何かとられたことがあるのかどうか、そういうことについて、お答えを願いたいと、こういうふうに思います。  それから、2項目の、第3点目、総務部長への質問でございますがですね、ただいまもここに、私も新聞の切り抜きを持っておるわけですが、国家公務員では、来年の1月1日からボランティア休暇が、これが正式に発足をするという、こういうことであります。  兵庫県もそれに倣ってということですから、1月の1日からですね、兵庫県も一般行政職、教職員、警察職員ら、約6万6,000人がこの対象になるという、こういう新聞報道がなされておったわけです。  それで、ひとつ、きのうも4番の吉田成宏議員がですね、福祉部長に、ひとつトップをきってですね、手を挙げたらどうだと、こういう提案もなされておったわけですが、例えば、私もこれまで女性の管理職への登用の問題だとか、それから、外国人市職員の採用だとか、こういうことを質問をしてきたわけですが、これはですね、人権問題に大いにかかわる問題であるから、私はこれまで質問をしてきたところであります。  この国籍条項の問題なんですが、昭和62年だったと思うんですが、神戸新聞で、国籍条項がまだある市町はですね、兵庫県で神戸市と明石市と小野市であるという、こういう報道がなされたわけです。  その直後に、小野市も国際条項を撤廃をなされたという、こういうことでありますが、そのときを見てみますとですね、これはもう一番後ろなんですね。  前にもう全部、後ろ向いたら誰もいないという、こういう状況になっておるんですが、私、あのときの新聞の記事を見て、ちょっと恥ずかしいなあというふうに思ったわけですが、そういうことをですね、名誉を挽回する意味においても、総務部長、どうですか、県に倣ってですね、4月1日からでも結構でありますから、ボランティア休暇について、ひとつ前向きに検討をしていただけないかと、こういことで私の再質問を、終わります。  以上です。 ○議長(小西勝一君)  6番 小林千万億君の再質問に対し、答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長友定隆男君)  第1点目の再質問にお答え致します。  まず、竣工式の日程でございますが、実は下東条小学校の校舎の完成式は先勝になっています。  それで、竣工式の関係につきまして、いろいろと人権啓発をやっておりますが、やはり人権学習の中で、やっぱりどういいますか、社会生活の中で、知らず知らずのうちに人権とかあるいは差別につながるような迷信、習慣ですね、それらにつきまして、いわゆるこだわりということが大変大きなもんになっておりますので、これはどなたにも学習の中で取り組んでおるわけであります。  また、非科学的な迷信である丙午、例えば丙午といったようなことで、いわゆる人権侵害になるようなことにつきましては、やはり住民活動啓発を通じましてですね、こういった合理性ということを勉強しておるというわけでございす。  そういったことで、住民啓発を行っておるわけでございます。  なお、この六曜星といいますか、この暦につきましては古い歴史がございまして、これは古く唐の時代にこの原型ができたというようなことで、それから日本に来たというようなこともあるようでございますし、これほんま、現在ではもう日本の文化というような恰好で、現代まで長くこれが伝わってきておるわけでございます。  今回の質問に対しましては、やはりめでたい日やということで、大安を中心にして、仏滅を避けて日程を定めたということでございますので、その点ご理解をいただきたいと思います。  第3点目でございますが、再質問でありますけど、人権擁護委員の関係でございますけれども、現在国会審議中の人権擁護施策推進法の成立が審議されてますけども、この法案の内容趣旨を見ながら、その方向性についても研究をしていきたいと、このように思ってます。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  福祉部長 大内輝夫君。 ○福祉部長大内輝夫君)  社会福祉協議会から、先ほども申しましたように、何らこの福祉部との接点の違いというものは聞いておりませんが、ボランティア活動として参加されておられますので、ボランティアの方々のご意見として受け止めてまいりたいと思います。  また、アンケート調査の問題でございますが、高齢者保健福祉計画の作成の際に、住民の方々からご意見をいただいております。  老後は住み慣れた在宅で、また、ボランティア活動の参加する率等々につきましては、ご指摘のとおりの率でございます。  現在は、ご承知のとおり、訪問看護ステーション並びにヘルパーで、在宅福祉は対応できておると、このように解釈を致しております。  今後は、市民のボランティアの方々に多く参加していただくよう、協力をお願いする次第でございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  総務部長 岡村寿男君。 ○総務部長岡村寿男君)  第2項目、第3点目の再質問に、お答えを致します。  議員もおっしゃっておりますように、ボランティアの重要性につきましては、十分認識をしております。  そういう意味から、その活動を支援することは、先ほどもお答えを申し上げましたとおり、非常に重要なことであると、このように考えております。  したがいまして、国、県、近隣市等の動向を見ながら、検討してまいりたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  答弁は、終わりました。  再々質問は、ありませんか。  6番 小林千万億君。 ○6番(小林千万億君)  今、教育長に答弁を伺ったわけでありますが、唐の時代にということで、六曜星ですか、唐の時代に伝わってきた文化だという、こういう答弁があったわけですが、これはもうまちがった、私はもうまちがった文化だと、こういうふうに思っておるわけです。  先ほども科学的な根拠がないということを指摘をしたわけですけども、やっぱりこのまちがった文化はですね、これはもう省いていくと、こういう姿勢が必要ではないかと、こういうように思います。  当日、12月8日の当日なんですが、松浦市同教会長のあいさつ、非常に私も感動を致しました。  これだけ、25年間にわたって同和教育が進められて、かなりの理解が浸透してきたと、これを生活の場に移していただけないだろうかという、こういう訴えであったわけですが、これは本当に私ももっともだなあという、こういうふうに思ったわけであります。  そうしますとですね、この松浦会長の、やっぱりこのまちがったことはまちがっとると、正しいことは正しいと、このことをやっぱり我々個人個人が生活の中に生かしていかなければならないと思うんでありますけども、ただいまの教育長のですね、答弁には、私は納得をしないわけであります。  でき得ればですね、もう少し前向きの答弁がなされてしかるべきではないかと、こういうふうに思うわけでありますが、もしよければですね、答弁をお願いをしたいと思います。  以上です。 ○議長(小西勝一君)  6番 小林千万億君再々質問に対し、答弁を求めます。  教育長 友定隆男君。 ○教育長友定隆男君)  再々質問に、お答え致します。  まあ唐の時代から入ったというのは、これは歴史的な過程を言うたわけでございますので、私、再質問でお答え致しましたですけれども、やはり我々は人権学習に取り組んでる者としましては、議員も特によく御存じのとおり、やはり、非科学的な迷信についてはですね、やはりこれは当人のこだわりの問題が一番大きいわけでありますから、それは生活に入ってますからね、こういったものについては、やはり考え直そうということで学習やっております。  そういったことで、この点についてはもうそのとおりであります。  ただ、この暦につきましてはね、現実ありますのでね、これについては否定できないと思います。  そういった点を申し添えまして、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  以上で、6番 小林千万億君の質問は、終わりました。  次に、2番 蓬莱由雄君の質問を許可致します。  2番 蓬莱由雄君。               (2番 蓬莱由雄君 登壇) ○2番(蓬莱由雄君)  私は、日本共産党小野市議会議員団を代表致しまして、次の5項目について質問を行います。  第1項目は、水辺ふれあい公園について。  第2項目は、JR加古川線の踏切について。  第3項目は、市営住宅、県営住宅の改築計画について。  第4項目は、消費税率の5%への引き上げによる行政への影響について。  第5項目は、小野市長選挙について。  以上の5項目について、順次質問を行います。  第1項目の、水辺ふれあい公園についてであります。  私は、歴代の建設部長に、水辺ふれあい公園の活用と被害を少なくする方法について、質問を行ってまいりました。  その都度、少しずつ是正はされておるように受け止めております。  この点、三宅部長も、この建設に至る経過やその後の状況については、聞いておられることと思います。  この公園は、他の公園と異なり、河川敷を利用した多目的広場でありますから、どのように多くの市民がこの広場を利用するかにかかっておると思います。  過去に、ゲートボール練習場、交通安全バイクの講習場、ソフトボール練習場、ミニサッカー場、などと言われてきた所でありますが、いずれも活用をされず、わずかに消防のイベントが年に1、2度実施をされておる程度ではないかと思います。  せっかく1億数千万円を投資し、建設省の許可を受けておる公園でございます。  現状のままでは、余りにも惜しいと言わねばなりませんので、2点についてお伺いを致します。  第1点目は、昨年度及び本年度の公園の使用状況について、お伺いを致します。  第2点目は、今後の整備計画と活用方法はどのように考えておられるのかについても伺います。  次に、第2項目の、JR加古川線の踏切についてであります。  JR加古川線の小野市区間には、踏切は32ヵ所あると伺っております。  以前はもっと多くあったようであります。  現在、JRの踏切の拡幅にあたっては、どこかの踏切を廃止をすることが前提になると言われておりますが、公共の交通機関である国鉄がJR株式会社になったからといって、公共性が薄らぐものではありません。  地域住民との共生が、交通機関としては必要であると思うのに、一方的に、いつまでもJRの言い分を通そうとすることには納得がいかないので、次の3点についてお伺いをします。  第1点目は、踏切の拡幅について、JRの同意、協力が難しい理由について。
     第2点目は、現在、市として拡幅を計画されております2ヵ所の踏切の進展状況について。  第3点目は、JRの指導、監督の任にある運輸省は、一般的に、踏切の拡幅について、どのような見解を持たれておるのか。  の、以上3点をお伺いします。  第3項目は、市営住宅、県営住宅の改築計画についてであります。  私は、3ヵ所の市営住宅、県営住宅の老朽化が進んでおり、そこに住んでおられる人から、改築計画があるのか聞かれておるので、伺いたいのであります。  私の言っております市営住宅とは、昭和30年に建設をされております丸山B団地の16戸、昭和33年に建築をされました中町病院前の20戸と、県営住宅は田園町の久下山団地の90戸についてであります。  第1点目は、290回市議会定例会におきまして、「平成10年度で新田団地の建て替えが完了し、続けて丸山B団地等の建て替えに着手をする」とのことでありました。  市営住宅の丸山B団地と中町団地並びに県住ですが、久下山団地についての改築計画は、現在、どのように計画が進められておるのかにつきまして、第1点目としてお伺いします。  第2点目は、計画があるとすれば、建設の時期について。  ないとすれば、現状で問題はないのかということを、お伺いします。  第4項目の、消費税率5%への引き上げによる行政への影響についてであります。昨日に、消費税増税の是非を審議する衆議院税制問題特別委員会が開かれておりますが、先の総選挙や参議院議員補欠選挙でも、この消費税問題は大きな争点として、国民の大多数が反対しておる消費税率5%への引き上げについて、審議をされておるわけでございますが、総選挙で5%引き上げに反対や異論を公約された衆議院議員は、500人中360人と、7割を超えております。  したがって、多くの国民は3%据え置きを期待していたと思いますが、それがわずか6時間の審議で幕を閉じております。  あとは、来年4月までの国民の運動にかかっておると言えるのではないかと思います。  消費税の5%への増税は、4人家族で約18万円の負担となり、物価の上昇は避けられないと言われております。  また、消費税の5%に引き上げ分の中で、1%分は地方自治体に還元すると言われておりますが、多くの地方自治体は還元をされていないとも言われておるので、今後、かなりの変更はあるとも考えられます。  しかし、現時点での消費税の問題で、次の2点をお伺いします。  第1点目は、消費税の税率が5%となった場合、1%分は地方に配分するといわれておりますが、小野市への配分の見通しはどの程度になるのか、お伺いをします。  第2点目は、水道料金や下水道料金、あるいは市の発注する工事費の消費税に対する特別措置があるのかないのかについても伺います。  最後に、第5項目は、小野市長選挙についてであります。  市長にお伺いするわけでございます。  去る10月27日に執行をされました市長選挙で、廣瀬市長が当選をされましたことに、心からお祝いを申し上げます。  市長は、三選以来、「広報おの」や、また各集会などでも三期目の市政を担当される抱負や決意を披瀝をされており、今議会の初めにも、市長の抱負を聞いたところでございます。  その骨子は、市長が市長選挙での自身の抱負に基づいておられることは当然のことでございます。  私がお伺いしたいのは、多くの市民や各種団体が、市政についてのさまざまな政策や提言など、多くの期待、要望などを、市長選挙の中でも聞かれたことと思いますが、これらのうちで、特に主な点について、具体的に申し上げますと、対立候補に6,019票、35%の市民が投票をしておりますが、この事実に対し、市長のお気持ちをお聞かせ願いたいのであります。  この点につきましては、市長の値打ちが下がるものではございませんので、どうかよろしくお願いを致しまして、質問を終わります。 ○議長(小西勝一君)  2番 蓬莱由雄君の質問に対し、答弁を求めます。  建設部長 三宅平八郎君。              (建設部長 三宅平八郎君 登壇) ○建設部長三宅平八郎君)  第1項目、第1点目についてお答え致します。  公園の使用状況につきましては、平成7年度は4件、約3,700人、本年度は9月現在で20件、約1,680人となっており、主な利用目的はソフトボール等でございます。  第2点目についてお答え致します。  今後の整備計画につきましては、土木課所有のグレーダー等を使用することにより、最小限の費用で公園の使用ができるよう復旧する予定です。  また、活用方法は、多目的広場として、少年サッカー、ソフトボール等を考えております。  第2項目、第1点目についてお答えします。  鉄軌道との交差は、原則として立体交差でありますが、踏切の拡幅につきましては、拡幅する相当分の既存踏切の廃止が条件となり、このことが踏切拡幅の難しい理由でございます。  第2項目、第2点目についてお答え致します。  市道2262号線の番門踏切につきましては、JRとの調整がほぼ完了し、踏切拡幅の調査設計中でございます。  次に、第2項目、第3点目についてお答え致します。  運輸省の見解は、第1点目で答弁したとおりでございます。  第3項目、第1点目についてお答えします。  市営住宅の改築計画ですが、現在、市営住宅新田団地が工事施行中であり、本年度で第4期工事が完成する予定であります。  次に、第5期工事に着手し、市営住宅新田団地は、平成10年度にすべて完成する予定であります。  丸山B団地は、現在、簡易耐火造り平屋建16戸を中層耐火造り24戸に改築し、その後、中町団地は、現在、簡易耐火造り平屋建20戸を中層耐火造り32戸に、それぞれ現地建て替えする予定であります。県営住宅につきましては、震災復興後になるよう聞きおよんでいます。  次に、第2点目についてお答えします。丸山B団地は、平成11年度に着手を予定しており、引き続き、中町団地を計画しております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  経済部長 吉田真輝君。              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長吉田真輝君)  第2項目、第2点目についてお答え致します。  もう1ヵ所は、本年度より県営ほ場整備事業として実施をする、きすみの地区内の舟本第1踏切で、ほ場整備事業計画において、地域の発展等を考慮して改良計画をしたものであります。  この改良計画については、平成7年10月17日に、西日本旅客鉄道株式会社へ文書で要望を致しておりますとともに、運輸省へも陳情をしております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  総務部長 岡村寿男君。              (総務部長 岡村寿男君 登壇) ○総務部長岡村寿男君)  第4項目、第1点目についてお答えを致します。  平成6年に制定されました所得税法及び消費税法の一部を改正する法律、並びに地方税法の一部を改正する法律によりまして、県税として地方消費税が創設をされ、その税率は、消費税5%のうち1%相当として、平成9年4月1日より施行することとして、そのとおり実施するということで、本年6月の閣議においても決定されているところであります。  その場合に、県から地方消費税交付金として市町村へ交付されるとのことであります。  議員お尋ねの地方消費税交付金の配分方法、交付額及び交付時期についての詳細は、現在のところ判明を致しておりません。  いずれに致しましても、今後、情報収集に努めてまいりたいと考えております。  次に、第4項目の2点目についてお答えを致します。  免税事業者の手元に残ります益税の解消とか、食料品など生活必需品に対する軽減税率の導入、あるいは石油諸税などの二重課税の見直し等につきまして議論がなされているところでありますけれども、議員ご質問の、水道等にかかる工事費に対する特別措置の有無につきましては、これも、今のところ何も聞いておりません。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  市長 廣瀬博司君。              (市長 廣瀬博司君 登壇) ○市長(廣瀬博司君)  蓬莱議員の、第5項目につきまして、お答えを申し上げます。  このたびの市長選挙におきまして、市民の皆さんからのご信任を得たことにつきまして、小野市の市議会議員の長老というべき、大御所というべきか、最年長の蓬莱議員からの心からのご祝詞をいただきまして、感激しているところでございます。  厚く御礼を申し上げます。  どうもありがとうございました。  この選挙におきまして、相手方が35%取っておると、これについてどう思うかというご質問のようでございます。  この人たち35%は、相手方の方が市長になれば、自分たちの利益になるんじゃなかろうかというようなことを考えて投票した人ではなかろうかと、このように、私推察しております。  何も、小野市全体について、そういうようなことをお考えにならなかったんではないかと、このように考えております。  各種団体、市民各位から、この市政に対する提言、要望についてというようなお言葉もございました。  しかし、この市政の提言というものは、ほとんどございませんでした。  ただ、私は、強いて言うなれば、市長職というものは公職である、個人と言うものも、これは公職であると、私はこのように考えております。  そのときに、選挙のときにですね、「市長は激務である、体に注意せえ、健康に注意すべし」というようなご忠告を主旨としたご忠告をたくさんいただいております。公職人として、今後、健康には十分に注意していきたい、このように考えておるようなわけでございます。  しかし、この政策提言というものはなかったというものの、平素の市議会、また委員会等における議員皆様からのご質問、ご要望等を総合すれば、市民各位のニーズの基本というものは、当たらずとも遠からずではなかろうかと、このように考えているわけでございます。  市民直接の意見というものは必要でございます。  しかし、現在は、議会制の民主主義の制度というもので、この行政方向の選択、決定というものをやっていきたい、このように私は考えているようなわけでございます。  12年前でございますが、小野市長の選挙のあと、助役の私が、前市長が当選証書をもらいになられたときに、私はこういうことを市長に申し上げたわけでございます。  「神明は、ただ平素の鍛練につとめ、戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して、治平に安んずる者より、ただちにこれを奪う。古人いわく、勝って兜の緒を締めよと」こういうことを私は、今私に対して、反すうして言い聞かせているところでございます。  初心忘るべからずと申しますが、常に初心に返り、市政を担当していきたい、このように考えております。  この言葉、私がつくったものではございません。  日露戦争終了時に、連合艦隊解散のときにおける艦隊参謀の秋山真之中佐の文でございます。  市政進展にご協力をお願い申し上げまして、答弁と致します。  以上でございます。 ○議長(小西勝一君)  答弁は終わりました。  再質問はありませんか。  2番 蓬莱由雄君。 ○2番(蓬莱由雄君)  ただいま、それぞれ部長からご答弁をいただいたわけでございますが、第1項目の、水辺ふれあい公園につきまして、平成7年度4件、3,700人、8年度は、9月現在で千数百人、そして主な使用目的がソフトボールなどというご答弁をいただいたわけですが、現在のところ、かなり前の洪水で、この広場がですね、砂、バラスで薄く埋まっておるんじゃないか。  これでは使用したくても使用できないと思います。  最少の経費でもって、市のグレーダーで取り除いていくと、まあこういうことでございますが、前の洪水からかなり今、月日が経過をしておるわけなんですね。  ですから、やはりもう少し、公園というものについて、まあこれだけの人々が使用しておるとするならばですね、速やかに、市のグレーダーなどで除去をしていく、こういうふうな点がですね、欠けておったんではないか、こういうふうに思うわけなんです。  今、部長も、今後の整備計画の中でも申されましたように、グレーダーでもって、最小限の経費でもってやっていくと、修復をしていく、これはまあもっともなことなんです。
     で、今後の使用目的ですけども、ソフト、少年サッカー、これもですね、どのような方法でそういうソフトボールあるいは少年サッカーなどがですね、あの広場を利用しておるのか、あの広場から使用料などを取るのかどうか、これらの点につきまして、お尋ねを再質問としたいと思います。  次に、第2項目の、加古川線のJRの問題でございますが、この、運輸省にしてもですね、基本的には踏切を減らしていく、こういうことのようでございますけれども、そう致しますと、地域の発展という点からですね、道路の拡幅などで、大変なこの地域住民は、当初は協力しておるのに、今その道路を拡幅する、その地域の発展のためにですね、道路を拡幅する、その条件としては今も使用しておるどこかの踏切をですね、閉鎖をしないかんと、こういうようになりますと、これはもうこちらの方でも難しいわけでございます。  やっぱり地域の発展という点からですね、もう少し、その規制というものを緩めて、まあ自治体が必要である、こういうふうな場合はですね、そないに無理な規制をせずに、やっぱりやっていくべきではないのかというふうに思うわけなんです。  実際に、JRの加古川線などは、1時間に1往復、2台の、2回汽車が通ると、列車が通ると、そういう中でですね、非常識な立体交差、こういうような莫大な費用を投じるですね、踏切の改善策は実際にこれは無謀とさえ言えると思うんです。  運輸省あるいはJRがですね、その地域の実態を知らない、知ろうとしないためにですね、そういうような無茶な決め方をすると思うんです。  実際に、立体交差をするとならば、全額ですね、運輸省などが補助を出してくると、こういう前提でない限りですね、1時間に1往復の列車が通るだけで、跨線橋をつくるということ自体はですね、市としても、これはなかなか踏み切ることができないのではないかと思いますので、ひとつ、県とかの力もお借りしてですね、やっぱり運輸省に対して、またJRに対してもですね、その踏切の拡幅についての厳しい規制をですね、緩めるような陳情なども行っていただく必要があるのではなかと思いますが、この点、部長の見解をお伺いします。  それから、第3項目の、住宅問題でございますが、県住の久下山団地につきましてはですね、具体的に、県の方は、その改築を考えておられるのかどうか。  改築を考えておられるとすればですね、今震災の問題も出されましたけれども、やはり今の現状のままでええとは、決して誰も思っておられないと思いますので、そこらあたりにつきましても、県の方との折衝をですね、強めていただく必要があるのではないかと思いますので、この点、ひとつお聞かせを願いたいと思います。  それから、4項目の消費税です。  総務部長でございますが、まだ交付金などについては、県からの具体的な指示がまだ説明されていないということになりますと、この消費税の交付金の問題については、3月の小野市の当初予算の中にはまだ計上されないということになろうかとも思いますが、先日ですね、新聞によりますと、滋賀県の県議会の中で、滋賀県の稲葉県知事がですね、消費税が増税されたならば、県は約11億円の減収になりますと、それは地方譲与税にはプラスになるけども、その引き上げ分についてはですね、県が行う事業等の上足しが低くなって、差し引きは11億という減額ですと、こういうふうな答弁をなさっております。  したがって、小野市におきましてもですね、あらかたの、5%やったらどないや、あるいは3%やったらどないやという程度のですね、概算は一応計算をなさっておるのではないかと思いますので、この点、一応の予測ですね、ついて、わかっておればお答え願いたいと思います。  それから、第5項目ですけれども、ただいま市長からえらい初めて丁重なお答をいただきまして、ほんとに何といいますか、恐れ入るわけなんですけれども、まあ私はもう市長とですね、この場で論争する考えはありませんけれども、要望を致しておきます。  それはですね、市長が今答弁の中で出されましたけれども、35%の中、やっぱりこの票のですね、かなりの分析が必要やと思うんです。  何も廣瀬市長に反対した票ばっかしじゃない。  市長の、これまで8年間なさった、なされてこられた市政担当されるにあたっての、いろいろ市民との接触、そういう中でですね、この点を改めてほしいと、こういうふうな要望、批判だと、そういう票がかなりあるんじゃないかとも思いますので、まあ今後ですね、やっぱり6,019票という対立候補へ投じられた票については、十分に心得ながらですね、市政を担当していただきたいということを要望しておきます。  答弁は要りません。  以上です。 ○議長(小西勝一君)  余計なことを 申し上げるようでありますけれども、議場で、意見、開陳、あるいは要望にわたるというふうなことは、まさにベテラン議員に私が申し上げるのも抵抗を感ずるんですけれども、そういうことにつきましては、以後……。 ○2番(蓬莱由雄君)  市長にですね、再答弁をお願いします。  簡単に、よろしく。 ○議長(小西勝一君)   この際、暫時休憩致します。                休憩 午前10時57分               ─────────────                再開 午前11時12分 ○議長(小西勝一君)  ただいまから、会議を再開致します。  2番 蓬莱由雄君の再質問に対し、答弁を求めます。  建設部長 三宅平八郎君。 ○建設部長三宅平八郎君)  それでは、再質問にお答え致します。  第1項目について、復旧が遅れておるというご指摘だったわけでございますが、河川内の工事につきましては、渇水期に工事をするということが前提となっておりまして、現在、姫路工事事務所の方に、工事手続きを行ってる最中でございます。  近々に、復旧を完了したい、復旧の工事に入りたいと、そういうふうに思っております。  第2点目の、使用料につきましては、この公園については使用料を取っておりません。  今後も取るつもりはございません。  第3点目のPRですが、各種スポーツ団体等に、今後積極的に利用のPRをしたいと考えております。  第2項目の、交差点、踏切の拡幅に関することでございますが、私どもも運輸省と交渉するときは、全く議員の申されるとおりの考え方で交渉しております。  陳情等につきましても、県も同様な考え方で、運輸省に実施しております。  第3項目の、県営住宅の改築の件でございますが、震災以前、地震前にですね、建て替えについては、市も入っていろいろ検討をし、おおむね計画ができ上がっておったわけでございますが、地震以後、答弁で申しましたように、延びるということになりまして、現在、計画を延ばしてる段階でございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  総務部長 岡村寿男君。 ○総務部長岡村寿男君)  第4項目の再質問にお答えを致します。  滋賀県のお話がございましたが、まず、県税でございますので、県の段階として計算をされているのだと思います。  市町村につきましては、そこからさらに配分を受けるということになります。  我々と致しましても、県の税務課あるいは市町振興課等に問い合わせをしておりますが、現在では、先ほどお答えを申し上げましたとおりでございます。  地方分権と合わせた地方自主財源の充実が言われている中にありまして、少なくとも現行の消費譲与税、あるいは特別地方消費税交付金、あるいは地方交付税総額の財源等の制度において、小野市を含めた地方への財源が措置されるものと考えております。  いずれに致しましても、先ほど申し上げましたとおり、情報収集に努めまして、9年度当初予算案において提示できるよう、努力してまいりたいと、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(小西勝一君)  市長 廣瀬博司君。 ○市長(廣瀬博司君)  初めて何か丁寧な言葉を言ったというお話でございますけれども、問答とか、あるいは対応とかいうものは、やはり質問の方によって答えるわけでございますので、相手の出方によって、私も変えていきたいと考えております。  今後もその態度は変わりないと考えております。  それから、35%の投票について、どう分析すべきかと、ただいまも申し上げましたように、この35%の人たち何考えてるんかと、こちらの方から尋ねたいと、このように考えております。  多分、小野市のことを考えた人はおらんのじゃないかと。ただ自分たちのことだけしか考えていないんじゃないかと、このように考えております。  以上です。 ○議長(小西勝一君)  答弁は終わりました。  再々質問はありませんか。 ○2番(蓬莱由雄君)  ありません。 ○議長(小西勝一君)  以上で、2番 蓬莱由雄君の質問は、終わりました。  これにて一般質問を終結致します。           ~日程第2 議案第57号~議案第72号~ ○議長(小西勝一君)  次に、日程第2、常任委員会付託であります、議案第57号から議案第72号まで、以上16件について、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に印刷配布致しております、常任委員会審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託して、慎重審査をわずらわしたいと存じます。           ~日程第3 議案第76号~議案第85号~ ○議長(小西勝一君) 次に、日程第3、議案第76号から議案第85号まで、以上10件を一括議題と致します。  議案の朗読を省略致しまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。  市長 廣瀬博司君。               (市長 廣瀬博司君 登壇) ○市長(廣瀬博司君)  本日、追加議案と致しまして、国の人事院勧告に準じた、職員の給与改定に伴う、平成8年度一般会計ほか補正予算議案7件、条例の一部改正議案2件、及び農業集落排水処理施設工事請負契約について1件の、計10件の議案を提出致します。  議案の内容につきまして、その細部は、それぞれ担当者から説明致させますので、よろしくご審議、ご決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(小西勝一君)  議案第76号 平成8年度小野市一般会計補正予算(第6号)、総務部長 岡村寿男君。              (総務部長 岡村寿男君 登壇) ○総務部長岡村寿男君)  議案第76号 平成8年度小野市一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案説明を申し上げます。  議案書の76ページをお開き願います。既定の総額に、歳入歳出それぞれ3,111万1,000円を追加し、総額を192億6,112万3,000円にしようとするものであります。  今回の補正は、人件費にかかるものでございまして、国の人事院勧告に伴う給与改定による職員給与費等の補正であります。補正の内容でございますが、歳入は補正財源を款1 市税、項2の固定資産税に求めております。  次に、歳出でございますが、款1 議会費から款9 教育費まで、それぞれ記載のとおり、給与改定に伴う人件費の補正と、これに係る特別会計、企業会計への繰出金及び負担金でございます。  以上、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第77号 平成8年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、民生部長 松井三郎君。              (民生部長 松井三郎君 登壇) ○民生部長松井三郎君)  議案第77号 平成8年度小野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、提案説明を致します。  議案書の77ページをお開き願います。第1条は、既定の予算総額に、歳入歳出それぞれ70万円を追加し、予算の総額を28億4,528万4,000円に定めようとするものであります。  今回の補正は、歳入については、一般会計繰入金の補正であります。  歳出については、一般会計補正予算で説明のありましたとおり、人事院勧告に伴う職員給与費の補正分であります。  なお、詳細につきましては、次ページの歳入歳出予算補正事項別明細書をご高覧いただき、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第78号 平成8年度小野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、建設部長 三宅平八郎君。              (建設部長 三宅平八郎君 登壇) ○建設部長三宅平八郎君)  議案第78号 平成8年度小野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、提案説明を致します。  議案書の78ページであります。  第1条 歳入歳出予算の補正でありますが、既定の総額に歳入歳出それぞれ156万8,000円を追加し、予算総額を35億8,229万7,000円にしようとするものであります。
     今回の補正は、歳入については、受益者負担金と下水道使用料の財源更正であります。  歳出については、国の人事院勧告に伴う職員給与の補正分であります。  なお、詳細につきましては、78ページの3以降、歳入歳出予算補正事項別明細書をご高覧願い、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第79号 平成8年度小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、経済部長 吉田真輝君。              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長吉田真輝君)  議案第79号 平成8年度小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、提案の説明を申し上げます。  議案書の79ページをお開き願います。  第1条は、歳入歳出予算の補正であります。  既定の総額に、歳入歳出それぞれ18万4,000円を追加し、予算の総額を1億7,188万3,000円にしようとするものであります。  歳入の内容としましては、繰入金18万4,000円の増額補正であります。  また、歳出は、人事院勧告に伴う職員給与費の補正分であります。  なお、詳細につきましては、79ページの3以降、歳入歳出予算補正事項別明細書をご高覧願い、提案の説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第80号 平成8年度小野市都市開発事業会計補正予算(第2号)、建設部長 三宅平八郎君。              (建設部長 三宅平八郎君 登壇) ○建設部長三宅平八郎君)  議案第80号 平成8年度小野市都市開発事業会計補正予算(第2号)について、提案説明を致します。  議案書の80ページであります。  今回の補正につきましては、国の人事院勧告に伴う職員給与費の補正分であります。  第2条の収益的収入及び支出ですが、収入、支出とも、補正予定額124万3,000円を増額して、それぞれ総額を1億9,024万7,000円にしようとするもので、この財源は、土地取得等事務負担金95万1,000円と、預金利息29万2,000円に求めております。  第3条 議会の議決を得なければ流用できない経費は、職員給与費の総額1億3,308万4,000円を1億3,432万7,000円に改めようとするものです。  以上、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第81号 平成8年度小野市病院事業会計補正予算(第2号)、病院事務部長 水池重信君。              (病院事務部長 水池重信君 登壇) ○病院事務部長水池重信君)  議案第81号 平成8年度小野市病院事業会計補正予算(第2号)について、提案説明を致します。  議案書の81ページであります。  今回の補正は、予算第3条に定めた、収益的収入及び支出の予定額について、国の人事院勧告に伴う職員給与費の増額により、支出を1,632万円増額し、病院事業費用の総額を35億300万円にしようとするものです。  また、予算第9条の流用することができない経費について、1,632万円増額し、17億1、610万円に改めようとするものです。  以上、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第82号 平成8年度小野市水道事業会計補正予算(第2号)、水道部長 井上重昌君。               (水道部長 井上重昌君 登壇) ○水道部長井上重昌君)  議案第82号 平成8年度小野市水道事業会計補正予算(第2号)について、提案説明を致します。  議案書の82ページをお願い致します。  今回の補正は、国の人事院勧告に伴う職員の給与改定による所要の補正であります。  まず、第3条、収益的収入及び支出でありますが、支出の補正予定額を189万7,000円増額し、総額13億4,713万9,000円にしようとするものであります。  次に、第4条、資本的収入及び支出でありますが、支出の補正予定額を25万9,000円増額し、総額8億5,025万9,000円にしようとするものであります。  この結果、収支不足額は、内部留保資金で補填しようとするものであります。  なお、第2条、業務の予定量、及び第5条、議会の議決を得なければ流用することのできない経費は、ただいま説明を致しましたことにより、所要の補正をしようとするものでございます。  以上、提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第83号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第84号 小野市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について、以上2件を、総務部長 岡村寿男君。              (総務部長 岡村寿男君 登壇) ○総務部長岡村寿男君)  議案第83号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案説明を致します。  議案書の83ページであります。  この議案は、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準拠し、一般職の職員の処遇を改善するため、条例の一部を改正しようとするものでありまして、当市の給与改定率は0.92%であります。  改定の主な内容でございますが、給料については、第3条関係の別表に定める給料表のとおり改定しようとするものであります。  また、手当につきましては、第12条に定める扶養手当のうち、特定期間にある扶養親族の加算額を2,500円から3,000円に、第13条の2に定める通勤手当のうち、交通機関等を利用する者の全額支給の限度額を4万円から4万5,000円に、第20条に定める宿日直手当については、3,600円を3,800円に、それぞれ改めようとするものであります。  また、この条例は、公布の日から施行し、第20条の改正規定を除き、平成8年4月1日にさかのぼり適用させようとするものであり、附則につきましては、それぞれ改定に伴う経過措置を定めたものであります。  続きまして、議案第84号 小野市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について、提案説明を致します。議案書の84ページであります。  この議案は、国家公務員の特殊勤務手当において、人事院規則の一部改正により、支給額が改善されたことに準じて改めようとするもので、第19条に定める看護婦の夜間看護手当の額を、3,200円にあっては3,300円に、2,800円にあっては2,900円に、それぞれ本年4月1日にさかのぼって改正し、ほかに第21条に定める消防手当のうち、救急手当の名称を救急救命手当に改め、救急救命士の資格を有する職員が、救急救命士法に定める特定医療行為に従事した場合等の加算措置を、平成9年4月1日から設けようとするものであります。  以上、議案第83号及び議案第84号に係ります提案説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  次に、議案第85号 中谷池田地区農業集落排水事業処理施設工事請負契約について、経済部長 吉田真輝君。              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長吉田真輝君)  議案第85号 中谷池田地区農業集落排水事業処理施設工事請負契約について、提案の説明を致します。  議案書の85ページをお開き願います。平成8年12月10日に執行致しました、指名競争入札による中谷池田地区農業集落排水事業処理施設工事の請負契約を締結しようとするものであります。  議案内容は、契約金額2億8,140万円で、契約の相手方は、新明和工業株式会社産機システム関西支店 支店長 森田雅典であります。  工事内容は、処理対象人口590人、処理方式ジャルス3型の処理施設であります。  議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。  以上、提案の説明と致します。 ○議長(小西勝一君)  以上で、当局の提案理由の説明は、終わりました。  ただいまの説明に対し、質疑の希望はありませんか。               (「なし」とよぶものあり) ○議長(小西勝一君)  議案第76号から議案第85号まで、以上10件について、質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結致します。  ただいま、議題となっております、議案第76号から議案第85号まで、以上10件について、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に印刷配布致しております常任委員会審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託して慎重審査をわずらわしたいと存じます。  お諮り致します。  本日の会議は、この程度にとどめ散会致したいと思います。  これに、ご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(小西勝一君)  ご異議なしと認めます。  よって、本日は、これにて散会することに決しました。  次の本会議は、12月18日午後1時30分から再開致します。  本日は、これにて散会致します。                散会 午前11時37分...